GAN-RENDAI 2024総会及び支部交流会の開催について
2024/12/25
鳥取大学大学院連合農学研究科は、1989年の創設から約35年を経ており、その間、高度な専門的能力と豊かな学識を備えた博士課程修了者1,000名以上を輩出してきました。その修了者の半数以上は留学生であり、本研究科を修了した留学生は、今や様々な分野の研究者や技術者として世界各地で活躍しています。
連合農学研究科では、修了した日本人学生だけではなく留学生の更なる活躍の後押し並びに修了生間のつながりの維持を目的に、2017年に同窓生ネットワーク:GAN-RENDAIを組織しました。以降、中国、インドネシア、エジプト、エチオピア、バングラディシュに海外支部を創設し、同窓生ネットワークの構築と世界各地に広がる同窓生の活動のバックアップに務めてきました。
今年度は、これまでに整備したGAN-RENDAIによる同窓生ネットワークを有機的に発展させ、プラットフォームとしての高付加価値化を図ることを目的に、鳥取大学を会場に各支部の代表者を招き(エチオピア支部代表はオンライン参加)、12月12日にGAN-RENDAI2024総会並びに各支部の交流会を開催しました。
総会では、修了生及び在学生を含め60名以上の出席者(オンライン参加25名以上を含む)に対して、児玉連合農学研究科長から、開会の挨拶及び参加者の紹介があった後に、鳥取大学山口武視理事(教育・国際交流・基金担当)から「GAN-RENDAIネットワークの構築は鳥取大学の国際化を牽引する」と歓迎の挨拶がありました。続いて、安延久美副学長(国際交流推進担当)及び明石欣也農学部長から祝辞がありました。
その後、緒方副研究科長より、連合農学研究科の近況とGAN-RENDAIの活動実績等について説明があり、続いて、各海外支部代表による各支部の活動報告がありました。その後の意見交換会では、GAN-RENDAIのネットワークを活用した連合農学研究科の教育研究体制の強化に関する提案が出され、学位論文審査会への参加、国際共著論文の推進、外国人留学生の推薦、インターンシップ機関としての協力並びに連合農学研究科が授与できる学位の分野についても意見交換が活発に行われ、各支部代表だけでなく出席した在学生・修了生からも賛同が得られました。
このように、GAN-RENDAI 2024総会及び支部交流会は盛況のうちに終わり、その後の懇親会では親睦を深めるとともに、次回の再会を約束して終了しました。
※ GAN-RENDAI・・・連大(RENDAI)のGlobal Almuni Network:グローバル同窓生ネットワークを意味する造語