専攻・連合講座の紹介 - 生命資源科学専攻
菌類・きのこ科学連合講座
きのこを含む菌類を対象とし、菌類きのこが持つ多様な有用機能の活用、さらに未利用機能の開発を行うことによって、「環境保全」、「バイオ技術」、「健康増進」、「食料生産」に貢献しうる人材の育成と研究の推進を目的としています。そのために、菌類きのこ資源の探索、評価、保存等に関わる基盤領域から菌類きのこ資源の新機能の開拓と有用機能の利活用を目指す応用研究領域まで、幅広く菌類きのこ資源科学に関する高度な教育と研究を行います。
生物機能科学連合講座
動物、植物、微生物など資源生物の複雑多様な生命現象を分子、細胞、個体及び異種生物間の相互作用系から生態系までの各レベルにおいて、系統的かつ総合的に解明します。 同時に、生物の持つ様々な機能の探索、改変、利用、管理、さらに高度な開発などの研究を通して、その結果を農業生産、発酵生産に応用します。このため、主として先端的生物科学と物質科学の両面から、バイオサイエンスの基礎と応用に関する高度な教育と研究を行います。
資源利用化学連合講座
本講座は、化学および生物学的手法を駆使して生物の複雑多様な生命現象を解明することで、生物資源の有効利用を探ることを目的とします。また、本講座では、生物有機化学、生物無機化学、生化学、食品・栄養化学、分子生物学、細胞生物学、構造生物学の分野で、生物資源に含まれる低分子物質から高分子物質まで様々な生理活性物質の特性の解明を通して、生物資源の有効活用法の基礎と応用に関する高度な教育と研究を行います。研究結果は、農産物の生産性の向上や機能性食品素材並びに医薬品関連化合物の開発に貢献します。