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鳥取大学大学院連合農学研究科グローバル同窓会ネットワーク〔GAN-RENDAI〕第2回国際会議・シンポジウムを北京で開催

2018/12/06

イベント

 鳥取大学大学院連合農学研究科は、1989年の設立以来、850名以上の学位取得修了生を輩出し、その半数以上が海外43カ国からの留学生です。留学生の多くは、修了後、母国の大学・政府機関・民間企業等でリーダーとして活躍しています。そこで、連合農学研究科では、修了生による同窓会の組織化に取り組み始め、今年3月、連合農学研究科修了生によるグローバル同窓会ネットワーク(Global Alumni Network【GAN-RENDAI】)を構築し、運用・活用することを目的に、第1回の会議及び国際シンポジウムを鳥取大学で開催しました。
 2回目となる今回は修了生が最も多い中国での開催を計画し、5つある本学の海外教育研究拠点のうち、北京事務所を置く中国農業科学院環境及び可持続発展研究所(環発研)の協力の下、同研究所において、第2回の国際会議及び国際シンポジウムを12月1日~2日に開催しました。
 1日目のシンポジウムでは、中島廣光理事(教育担当、国際交流担当)、環発研の張燕郷所長、前川二太郎連合農学研究科長による開会挨拶ののち、中国国内の大学・企業等で活躍中の修了生6名と連合農学研究科第1期修了生である本学農学部の霜村典宏副学部長が順次登壇し、中国語または英語により、当時の思い出や修了後のキャリア、現在の研究等について講演しました。シンポジウムには講演者のほか、中国の各地から駆け付けた修了生や同研究所の若手研究者など62名が参加しました。
 シンポジウム終了後はレセプション(同窓会)を開催し、参加した修了生は互いに旧交を温め、近況や当時の思い出話に花を咲かせるなど、大変賑やかな会となりました。
 2日目の会議は、前日の講演者を含む中国人修了生16名と鳥取大学からは中島理事、前川連合農学研究科長、安延久美副学長(国際交流推進担当)・国際交流センター長、児玉基一朗連合農学研究科副研究科長ら関係者10名が参加し、修了生によるグローバル同窓会ネットワークの構築に向けた、中国国内での状況の確認や問題点の抽出、情報発信の方法、地域ごとのキーパソーソンの選定など、活発な意見交換が行われ、修了生ネットワーク強化に向けた今後の課題等について認識を共有することができ、大変有意義な会議となりました。
 今回のシンポジウム等を通じて、中国の方々に鳥取大学大学院連合農学研究科を知っていただくよい機会となっただけでなく、修了生同士の連携を強め、さらに彼等と鳥取大学との絆を強めることができました。