- 応募の条件を教えてください。
基本的に、応募時に修士1年生の学生さんを対象としています。
これは、鳥取大学のプログラムがMSプログラム(統合的乾燥地利用に関する共同修士号プログラム)を活用していることによるもので、現在は学部学生、博士課程学生さんは応募できません。
修士2年生の学生さんで応募を希望される場合は、個別にご相談に応じます。
また、修士1年生になったら参加してみたい!と思われる方は、募集説明会に参加いただいても構いません。
- 修士1年生であれば、どの研究科に所属していても応募できますか?
鳥取大学所属の学生さんで、かつ指導教員の承諾があれば、どの研究科に所属していても、応募することができます。
ただし、本プログラムは乾燥地研究分野において国際的通用性のある若手研究者の育成を目指す事業ですので、当該研究分野に関する研究を計画・実施できる方に限ります。詳しくはお問い合わせください。
【お問い合わせ先メール】
kokuko-renkei@adm.tottori-u.ac.jp
- 募集は毎年ありますか?
受け入れ研究機関の事情等により、毎年募集があるとは限りませんが、これまで鳥取大学からMSプログラムに参加した学生さんは、平成19年度2名、平成20年度5名、平成21年度3名、平成22年度4名の実績があり、平成23年度は最大4名の募集を検討中です(平成23年4月現在)。
平成23年度の募集についてはこちらです。
- 平成23年度派遣学生に係る学内の応募、選考はいつ頃行われますか?
学内の応募は4月12日から4月26日まで。詳細はこちらをご参照ください。
- 派遣学生の選考について教えてください。
まず、鳥取大学内の選考を行い、4名程度の候補者を決定します。ただし、学内の募集は最終的に「統合的乾燥地利用に関する共同修士号プログラム(MSプログラム)」国際公募に推薦する者を選定するための募集であり、プログラム派遣に採用されることを確定するものではありません。正式には、MSプログラム委員会(7月頃開催予定)で派遣学生、派遣先を決定します。
学内選考(鳥取大学内の選考)→国際選考(MSプログラム委員会)→正式決定となります。
- 参加した場合のスケジュールを教えてください。
下記は、平成20年度参加学生さんのスケジュールです。海外派遣は基本的に1ヶ月程度のコースワーク(講義等)と数ヶ月のフィールドリサーチ(現地での観測、調査、受け入れ研究機関のスーパーバイザーによる研究指導、実験、データ整理、研究取りまとめ、論文作成等)で構成されます。
- 参加するのに費用はかかりますか?
滞在費、研修費、保険料等については、基本的に鳥取大学が負担しますが、一部本人負担となるものもあります。詳細はお問い合わせください。
【お問い合わせ先メール】
kokuko-renkei@adm.tottori-u.ac.jp
- 長期海外に滞在するのは不安です。派遣が決まったら、サポートはありますか?
選考後、派遣が決まったら、参加学生さんを対象として、教員や職員による派遣事前説明会を数回実施し、渡航に関するアドバイス等を行います(平成22年度は全7回実施)。
また、派遣前に英語研修を行い、語学力アップをサポートします。
派遣中は担当教職員がメール等で随時相談に応じています。また指導教員、プログラム担当教職員が現地を訪問し、研究、生活面をサポートします。異なる文化・習慣の国に長期間滞在することになりますので、ある程度の心構えは必要です。家族の同意がない場合、長期滞在に耐えられない持病がある場合などは参加できません。
- 行き先はどこですか?選ぶことはできますか?
平成23年度のコースワークは、中国科学院寒区旱区環境工学研究所(中国)で約1ヶ月間実施予定です。
その後、フィールドリサーチの場として、パートナー機関である1.中国科学院寒区旱区環境工学研究所、2.国際乾燥地農業研究センター(シリア)、3.乾燥地域研究所(チュニジア)のいずれかに滞在します。
行き先の希望については書類審査及び面接時にお尋ねし、できる限り要望に応じますが、研究内容にそぐわない場合や、パートナー機関において対応できる研究者がいない場合など、要望に応じられない場合もあります。ただし、その場合も学生さんの意向を確認しながら、個別に相談に応じます。
またパートナー機関側の受け入れについては、研究テーマも考慮しながら相手側研究者(パートナー機関における指導教員候補者)との調整を行い、受け入れの可否も含めて決められていくことになるかもしれません。
- ITPに参加すると、単位になりますか?
単位にはなりません。修士1年後期と修士2年前期は基本的に履修ができなくなりますので、2年で修了を希望する場合は修士1年前期にできるだけ多くの単位を取るようにしてください。
- コースワークの内容について教えてください。
多国籍の専門家により、統合的乾燥地利用に関する講義が行われます。講義は全て英語で行われます。また週末にはフィールドの視察等が計画される場合もあります。平成23年度は9月~10月に中国科学院寒区旱区環境工学研究所で実施予定です。
→平成20年度11月に乾燥地域研究所(チュニジア)で行われたコースワークのスケジュールはこちら
- フィールドリサーチの内容について教えてください。
コースワーク終了後、数ヶ月のフィールドリサーチに入ります。パートナー機関である1.中国科学院寒区旱区環境工学研究所、2.国際乾燥地農業研究センター(シリア)、3.乾燥地域研究所(チュニジア)のいずれかに滞在し、現地のスーパーバイザー(指導教員)の指導の下で研究計画を作成し、観測、調査、実験、データ整理、研究取りまとめ、論文作成等を行います。滞在期間は研究計画に応じて個別に相談に応じます。
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